カルラ劇場の過去ログです。今後の参考にどうぞ。
魅冬「…さぁ、できあがってよ。(着物を着せ終える)…きれい。姉さまみたい(はぁと)」
舞子「剣持さん、このまま旅役者の女形になれるよ。すっごいきれーっ。」
真奈美「剣持さんどうです・・いっそのこと化粧までしてあげましょうか(優しく微笑みながら)」
魅冬「じゃあ、あなたも私の世界へ来ますか?この際皆さんもどう?」
ナレーション「女の子の大好きな着せ替えタイム。魅冬はもはや「わたしのお人形さん♪」状態である。」
舞子「・・・どうする?行く?」
翔子「私は遠慮しておくわ・・・。」
舞子「魅冬の世界って物騒だもんね。着せ替えは楽しそうだけど」
近江「お前ら・・・自分たちが着せ替えさせられなければいいのか?」
舞子「綺麗な格好するのはいいけど、着せ替えはねえ。疲れるもん」
近江「そんなに着せ替えさせられたことあるのか?」
舞子「家にいる時、翔ちゃんが色々着せてくれるんだ。似合うって言ってくれるのは嬉しいけど動きにくいんだよ〜」
翔子「だって舞ちゃん、普段外出するときもだけど、仕事の時はセーラー以外スカートとかはかないんだもの。家の中でははいたっていいじゃない?」
ナレーション「やっぱり仲の良い姉妹である」
魅冬「そこのおふたりさん!やはりこっちにいらっしゃいな!前から思っていたのよ。せっかく元が極上なんだから、磨いてさしあげたいわ。いえ、是非磨かれるべきだわ♪」
ナレーション「姫君は大層御気色がよろしゅうあらせられるようだ。」
真奈美「あらー、楽しそうね。私も娘がいたら色々と着せ替えさせてみたかったのよ(満面の笑顔。すっかり乗っている)。」
錦織「ありゃりゃ。これは女性陣の天下だな。見てる分にはいいが。」
ナレーション「自分には関係のない事態だと思っているので、のん気な錦織である。思えばこのひとが一番今夜の宴でもっともダメージ(笑)が少ないようである。」
魅冬「ささ、翔子さんも舞子さんもお早く!」
舞子「面白そーだからいこーよ、しーちゃん。」
翔子「そおねぇ…」
近江「(お、扇(舞子)の私服スカート姿………)どきどき」
冬樹「…はぁ。魅冬さまもお美しい(うっとり)(すでに忘れ去られているかもしれないが、魅冬さまは今アダルトバージョンである)」
ナレーション「冬樹は今までずっと魅冬の艶姿に見惚れていた。扇姉妹も気がすすまなかったが思い直したらしい。」
錦織「若者ふたり(近江、冬樹)が妄想に浸ってるようだな・・・(笑)。」
真奈美「若いわね。良いことだわ。」
魅冬「ほほほほ。一昔前「きれいなお姉さんは好きですか?」というCMがあったけど、あれは世紀の愚問ね。「きれいなお姉さん」がキライな人なんかいなくってよ。」
ナレーション「それはかねがね私も思って――ではない。剣神社にTVがあったとは意外である。」
魅冬「世の中の動向には常に気を配ってたのだから、あって当たり前よ。」
ナレーション「単に娯楽がないからではないのだろうか。」
魅冬「早死にしたいのかしら?ナレーターさん?(にっこり)」
ナレーション「・・・・うっ(汗)。いえ、あ、――翔子と舞子は変幻の要領で結局魅冬の世界へ遊びに来たようだった。」
舞子「ねぇねぇ、翔ちゃんここだと思い通りの姿になれるんだから私達もなんかやってみない(目をきらきらさせた笑顔)」
翔子「そうねぇどうせ着せ替えするんだからせっかくだし・・・(^^)」
真奈美「思ったのだけれど、おふたりとも本編で夏服を着たことはなかったわよね?セーラー服はあったみたいだけど。」
ナレーション「魅冬のお誘いで来てしまった真奈美さんである。うきうきとしている。」
舞子「季節が秋、冬、初春って寒かったよね。」
翔子「ええ。そういえば長袖ばかりだったわ。」
真奈美「ね、チャイナドレスなんてどう?カジュアルドレスもいいわ♪いっそ時代物も捨てがたいわね?」
魅冬「(うきうき)私にも手伝わせてちょうだい♪」
千景「朝子も連れてくれば良かったかの。真奈美さんと気があったであろうに(^^)」
ナレーション「もはや「カルラ」の世界を逸脱してしまった模様である」
錦織「女性陣は元気だな…」
冬樹「(&近江)…(ひたすらうっとり。とても幸せらしい)」
舞子「腕丸出しかぁ。あたし筋肉でぶっといよ?」
ナレーション「扇姉妹の乱入で、すっかり忘れ去られてしまった剣持であった。」
翔子「舞ちゃん、そういうの筋肉っていわない。筋肉っていったらもっとこう、盛りあがってるじゃない?舞ちゃんはちょうどよく引き締まってるの。それをいったら私はどうなるの?(翔子ちょっと目が据わっている。ウェストが太くなったとまた気にしているらしい)」
舞子「翔ちゃん。それをいうなら翔ちゃんだって充分細いよ?そんなの太ってるっていわない。」
ナレーション「思わず真剣に互いの体つきを見てフォローしあう二人。女性にしては背が高く均整がとれているのは間違いない。」
剣持「あのー、お取り込み中のところ何ですけど(^^;)・・・・着替えをなさるなら見えないところでお願いしますね。私も一応男ですから・・・(役得とは、思っていてもいわない(言えない)剣持)」
ナレーション「今は美女の姿をとった剣持の口からそのような言葉が洩れるのは、不思議な感じだった。」
舞子「いいじゃない。今は女の人だもん剣持さん。」
近江「!だっ、駄目だ!!」
ナレーション「そう、そういう問題ではないのだ。ちなみにまだ扇姉妹は着替えていない。」
近江「あらそこのお兄さん。この針術師さんが羨ましければ、こちらへどうぞ。」
魅冬「失礼。セリフを間違えましたわ。そこのお兄さんのセリフは私のセリフね。」
剣持「近江君・・・あなたが傀儡にかかってどうするんですか?――動揺するお気持ちは分りますけど(意地悪〜)(^^)」
近江「けっ………!(・o・;)(・_・;)(・o・;)(・_・;)ぱくぱく ………何でもないです(T_T)」
辰王「ふっ、まだまだだな・」
ナレーション「辰王はワイングラスを傾けつつ呟いた。」
効果「・・・・・・・・・・・・・・(さっきから沈黙している千尋)」
辰王「(ふと気がついて、傍らにいる千尋に)ん、どうした?顔色が悪いぞ、千尋。」
ナレーション「ひっそりと部屋の隅から、扇姉妹の遠見映画を、無言のまま眺めていた千尋であった。・・・・と、突然わなわなと肩を振るわせた千尋。」
辰王「辰王のばかーーーーーっ、あたしの気も知らないでーーーーーーーーーーっ!!!!!」
ナレーション「突然激昂した千尋に、唖然とする辰王。」
辰王「な、なんだなんだ・・・?」
ナレーション「そして、千尋も魅冬の世界へ入ってしまった。」
効果「♪ちゃーーーーーーーら、ら、ちゃーーーーーーん、ちゃーーーーーーーーーーーん(※注意:奈良編OVA雅楽OPNINGテーマ曲)」
千尋「あたしだって、この世界なら、完全な女の姿になれるわっ。」
辰王「おい、ナレーター、・・・ひとつ前の千尋の台詞、「辰王」と入力間違えているぞ。」
ナレーション「はっ・・・す、すみません。(鬼礫構えないでー)・・・見れば、映画画像の中の千尋は、歳相応な肉体で、真紅のミニのボディコン姿になっている・・・明らかにちょっと前のいけいけなお姉さんだ・・・」
錦織「あいつ・・・ああいう趣味だったのか・・・」
剣持「おや、千尋さんまでこちらにいらっしゃいましたか。いやあ、なかなかお似合いですよ。髪も長い髪に戻したんですね。」
千尋「(」
ナレーション「辰王の反応が気になるあまり、動揺している千尋であった(笑)」
魅冬「まあ、ようこそ。あららら・・・・あなたって・・・・てっきりおかまさんかと思っていたら、違ったのね?」
千尋「なんですってっ!?」
剣持「まあまあ・・・そんなにコワイ顔なさったら、せっかくの艶姿が台無しですよ。お嬢さん。」
ナレーション「(それにしてもこの仕事命懸けだなー<汗>。いかんいかん!仕事しなきゃ)」
千尋「っ・・・・・・(剣持の言葉に内心赤くなる千尋。辰王の感想はどうか、とうかがう)」
辰王「……千尋、お前は着物のほうが似合うと思うんだが……」
ナレーション「おおっと!!こちらもラブラブモード突入か〜〜〜??」
効果「ぼぼっ」